トリミプラミンースルモンチール
今回はトリミプラミンについて書いていきたいと思います。
トリミプラミンマレイン酸塩(スルモンチール)添付文書・インタビューフォームより
禁忌
1.閉塞隅角緑内障の患者
2.三環系抗うつ薬に対して過敏症のある患者
3.心筋梗塞の回復初期の患者
4. MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中の患者
効能・効果
用法・用量
初期用量50~100mg/日、200mgまで漸増し、分割投与。まれに300mgまで増量することもある。
作用発現時間
自律神経系の副作用は数時間で発現する。
不眠・興奮の鎮静は数日間、抗うつ効果は1~3週間を要する。
至適血中濃度:記載なし。
分布
血液脳関門透過性:通過する。
血液胎盤関門通過性:記載なし。←有益性投与(ラットで催奇形性作用あり)
乳汁への移行性:記載なし。
髄液への移行性:記載なし。
排泄
排泄部位および排泄経路:大部分が尿中
併用禁忌
MAO阻害剤➨セレギリン塩酸塩(エフピー)、ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)、サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)
一包化・粉砕の禁止の記載なし。
上記は添付文書およびインタビューフォームを参照して書いています。